スラブ軌道用逸脱防止ガードの敷設工事

レールの土台が敷き固めた砕石ではなく、コンクリートを使用している土台を『スラブ軌道』といいます。

また、車両が線路から大きく逸脱することを防止するための装置を『逸脱防止ガード』といい、スラブ軌道上のレールの間に逸脱防止ガードを敷設(ふせつ)します。

スラブ軌道用逸脱防止ガードの敷設工事の流れは、以下の通りです。専用の『逸脱防止ガード敷設運搬車』を活用し、工事を行っています。

①逸脱防止ガード敷設前の状態

逸脱防止ガードを敷設する前に、取り付け用のボルト穴をスラブ上に設置します。

②逸脱防止ガード敷設運搬車の準備

新幹線保守基地より、逸脱防止ガード敷設運搬車を現場まで運搬します。

③逸脱防止ガードの敷設作業

逸脱防止ガード敷設運搬車を操作して、所定の位置に逸脱防止ガードを敷設します。

④逸脱防止ガードの敷設完了

プロの技術により、寸分の狂いもない逸脱防止ガードに仕上がりました!